Westpac Bankのリポートによると、オークランドの住宅不足は改善する前に、もっと深刻になると警鐘を鳴らしています。
オークランドの人口は2011年から2016まで11%増加したのに対し、住宅在庫は6%しか増えていません。
現在では35,000もの住宅が不足しており、この需要に対応するには年間11,000ペースで住宅を建設する必要があります。しかし、実際の建設ペースは20%も少ない状況です。
その要因には主役となる建設業界が直面する課題もあります。キャパオーバー状態の上、前年比で8%増えた新築コスト負担、建設基準(品質)向上などの負担がのしかかっています。日本の宅配業界にイメージがかぶりますね。
市はUnitary Planを実行に移し、今年前半から多くの人が住める集合住宅の建設許可の数を増やすなど対策を講じています。
一方、住宅需要はこの先10年程度続き、その間、10万もの住宅を新たに建設する必要があります。
そうした理由から需給バランスが改善するには相当な時間がかかるだろうとWestpacのエコノミストは予想しています。
ここ数年急激に高騰したオークランドの住宅価格は、バブルと見る向きもあり、大幅な下落に直面する可能性が指摘されたこともありましたが、この状況では住宅価値の下落は考えにくく、価格は当面高止まりするでしょう。
政府は不動産投資を主に金融面から規制し、住宅価格インフレを抑え込んでいます。しかし、こうした状況が続けば、上げ止まった住宅価格は早かれ遅かれ上昇に転じるのではないかと考えています。
いま、不動産マーケットは落ち着いており、ある意味「買い手市場」になりつつあります。ただ、これは一時的なもので、それほど長く続かない可能性があります。
インフレ経済での不動産投資は、早く始めれば始めるほど有利に働きます。再び売り手市場になるまでの「今」が買いのチャンス、かもしれませんね。
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