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「ブログも引越し」のご連絡

ニュージーランドへ移住をする2018年。引越しついでにブログも以下アドレスへ移転しました。 *移転先ブログ NZ投資と移住のリアル https://investmenz.info 今後の更新は引越し先のブログで行ってまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

金持ち投資、貧乏投資。

世界一家賃が高いサンフランシスコ

物価の目安の一つとなる「家賃」。賃貸経営をしている者としてはありがたいことなのですが、ニュージーランドの家賃は本当に高く感じます。

しかし、上には上があるものです。世界中の生活費情報を提供しているサイト、Expatistanの調べによると世界にはもっと高いレントを払わなければ住めない都市があります。


=世界50の大都市の家賃ランキングTOP10=

1位 US$3,449 サンフランシスコ(アメリカ)
2位 US$3,237 香港(中国)
3位 US$2,909 ニューヨーク(アメリカ)
4位 US$2,617 ロンドン(イギリス)
5位 US$2,520 チューリッヒ(スイス)
6位 US$2,361 エディンバラ(イギリス)
7位 US$2,289 パリ(フランス)
8位 US$2,225 ボストン(アメリカ)
9位 US$2,134 シドニー(オーストラリア)
10位   US$2,010 東京(日本)


18位 US$1,512 オークランド(ニュージーランド)

注1)調査対象物件:2ベッドルームアパートメント

注2)一ヶ月あたりの平均賃料
================

2013年、保有3棟(3ベッド・戸建)の平均家賃はNZ$380/週でした。

4年の間に家賃を毎年NZ$15程度上げていき、現在の平均はNZ$440/週です。


家賃の伸び率は年3.73%で、平均すると年1%弱だったここ数年のニュージーランドの物価インフレ率を上回っています。


見えない税金と言われるインフレ経済下では、お金をただ持っているだけだと、氷が解けていくようにゆっくりと価値が目減りしていきます。


日本ではバブル崩壊後、インフレと逆の「デフレ」が続いたため”物価が下がる”という現象が続いてきました。

「デフレになって物が安く買えるようになってよかったんじゃない」

と思いたいところですが、世界の中で見たときにはそうとも言えません。

家賃ランキングトップ10入りしている都市がある国(東京を除く)やニュージーランドなど、世界の圧倒的多数は、率の差はあってもインフレしています。

=2016年インフレ率=
2.591% 香港
1.301% オーストラリア
1.275% アメリカ
0.646% ニュージーランド
0.642% イギリス
0.308% フランス
(参照データ:世界経済のネタ帳)

十数年前にはじめてニュージーランドへ行った時、現地の物価はもっと安く感じていた気がします。

昨年ニュージーランドで買い物していて「安っ!」と感じるものはあまりなく、むしろ高くて買うのをやめたことが結構ありました。

日本のデフレ物価に慣れきってる日本人は、いつの間にか世界の中で「金持ち」の座から滑り落ち、極端な言い方をすれば「貧乏」への坂を下っている可能性があります。

まぁ、インフレだ、デフレだと知ったかぶって書いてますが、私は別に経済学とか難しいことを学んだわけではありません。

しかし実際、妻に

「せっかくニュージー来たのに高くて買い物できないじゃん(怒)!」

と不平を漏らされると、シンプルに思うのです。

金持ちになる、または、金持ちでいつづける為には、

①インフレしている国で資産を持つこと。
②その資産はインフレ率を上回るペースで価値が上がるものであること。

この「2つの条件」って大切なんじゃないか、と。

そしてその逆を言うと、

貧乏になる、または貧乏でいつづけるためには、

①デフレしている国で資産を持つこと。
②その資産はデフレ率を上回るペースで価値が下がるものであること。

この2つの条件を満たしていればいいことになります。

日本で不動産投資をされていて、そうなっている人が多くないことを心より願うばかりです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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