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「ブログも引越し」のご連絡

ニュージーランドへ移住をする2018年。引越しついでにブログも以下アドレスへ移転しました。 *移転先ブログ NZ投資と移住のリアル https://investmenz.info 今後の更新は引越し先のブログで行ってまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

これから日本で家を持つことのヤバさと自分の決断


知り合いが、東京まで電車で1時間半以上かかる地方の街に住んでいる。

住まいは、自分の思いを形にするために設計段階からこだわり抜いた自慢の5LDK

購入価格は5,000万円近くした、とのこと。

ご主人の稼ぎが良いらしくローンの支払いは問題ないようだけど、この先、うん十年、高い給料を稼ぎ続けられる保証などはない。

それでもその家に住んでいることで幸せを感じられるのであれば、それはそれでいいんだと思う。

ただ、最近になって問題が発生した。

ご主人が転職を余儀なくされていて、その新たな勤務先が現在の住まいから通えないくらい遠い場所になりそうだということ。

知り合い夫婦は、共働きで、子育て真っ只中。ご主人が単身赴任となれば家事の負担が奥さんに一気にのしかかり、奥さんの仕事は今のまま続けていくのは難しくなる。

かといって家を売って家族で引っ越すとしたら、自慢の家は立地が悪いと業者に買いたたかれて多額の借金だけが残ってしまう。

家や土地の価格が上がらないどころか、値下がることが多い日本では、家は資産ではなく、負債なんだということを知人の一件で思い知らされた。

ニュージーランドでも、オークランドの住宅価格が下落したということがニュースになっている。

同様に値上がっていた地方都市の住宅価格もいずれ調整することになるんだろう。

ただ、ニュージーランドの場合、同じ値下がるのでも、日本の不動産と決定的に違うのは、急激な値上がりの反動と、融資審査が厳しいことが主因で、需要はしっかりとあるということ。

長いスパンで見れば、いまは調整局面。将来的にはスローペースになったとしても住宅価格(レントも)は値上がっていくと思っている。

なので、普通に考えれば、日本に住むなら賃貸、ニュージーに住むなら家は購入した方が良い。

そんなこと言っていながら、日本に住んでるのにマンションを買ってしまった。理由は、ちゃんと自宅と呼べるところに一度住んでみたかったから。

実際に住んでみると住み心地は賃貸よりはずっと快適。しかし、修繕積立費、固定資産税、ローンの利息で年間80万円くらい出費する。これらは賃貸に住むとかからない費用。

ローンの元本返済が進めばいずれこの家は自分のものになるといっても、購入時より価値はすでに2割ほど(元本返済よりもずっとハイペースで)下がっている。

日本では長く家を持ち続けるほど、費用がかさんでいくことの方が多いことを肌で実感した。

家は賃貸で十分じゃないか、住み替えも楽だし、負担も軽い。

こう思って家を売ることにした。来年は事情がありどうしても家を売ることができないので、再来年はじめには自宅を売却します。

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