日本への帰国を決断する前にちょっと立ち止まって考えてみて

家を売る（約一年後の予定）ことを決めると、家の中にある無駄なものが気になり始める。

そうした「もう使わない」と思うものを、先月から個人売買で売り始めてみたところ、一泊旅行くらいできそうな売上になった。

まだ、たくさん商品（不要品）があるので、最終的には海外旅行ができるくらいになるかもしれないと期待している。

こんなことをしてると、ニュージー大好きの「売ります・買います」を思い出す。

私も「帰国セール」をやった経験がある。

ニュージーランドで暮らしていた時は、共働きなのに生活するのでやっと、みたいな懐具合が常だった。

だから、当時はいったん日本に帰って、しっかり稼いで、まともな貯金ができたら、また戻ってこよう、なんて安易に思って帰国した。

あれからあっという間に十年以上が経過してしまった。

いま、ニュージーランドで生活していて、日本に帰国するかどうか悩んでいる人たちのブログを読むとかつての自分と重なる。

日本なら言葉が通じるし、仕事の幅も広がる。もっと稼げるようになるんじゃないか、なんて思うかもしれないけど、それは甘い。

海外で外国人として生き抜くことと、日本の激烈競争社会で戦うこと。

どっちにしたって腹を決めて頑張らないと通用しないし、下手すりゃストレスに押しつぶされてしまう（私の場合は軽度の鬱を発症した）。

悔いは残さない方がいい。ニュージーでこれがやりたい！って目的がある人には、もうひとふんばりしてみたら、とアドバイスしたくなる。

なぜなら、ニュージーから日本に帰国して、そしてニュージーへまた戻れた人って（私を含め）あんまり聞いたことがないから、、、